介護保険のいろいろなサービスについてです
介護保険は、要介護認定の判定を受けた人が利用料の1割負担でサービスを受けられる公的な制度です。サービスの種類もいろいろありますが、その中には自宅での生活をしやすくするための福祉用具貸与や福祉用具購入住宅改修費などもあります。福祉用具とは体の不自由な部分を補うために作られたもののことで、貸与の場合は要介護認定の判定区分によって対象品目が異なりますが、手すりやスロープなどはどの判定の人でも借りることができます。
要介護認定では介護が必要な度合いを要支援と要介護に分けて判定し、さらに細かく要支援1.2、要介護1から5と全部で7段階に分けられています。介護の必要性が最も軽いのが要支援1で、最も重いのが要介護5になり、この判定区分によって利用できるサービスの種類や時間、利用料が異なる仕組みになっています。ただし、判定を受けたあとに病気や加齢などで体の状態が変わった時は、新たに要介護認定を受けて区分変更になることもあります。
福祉用具貸与では要介護2以上になると対象品目の種類が一気に増え、車いすや移動用リフト、電動ベッドなども借りられるようになります。これらの商品は購入の場合でも償還払いで後から9割が返還されることになりますが、福祉用具購入の場合は1年間に10万円、住宅改修費の場合は1年間に20万円と上限が決まっていて、その金額を超えた分は自己負担になってしまいます。貸与の場合は1か月数百円から数千程度なのでうまく取り入れることで費用の負担を減らすことができます。
福祉用具貸与の対象品目にも含まれている移動用リフトは、段差のある玄関などでも車椅子のまま移動ができる段差解消機や、椅子に座ったまま階段を昇降できる機械などがあります。車椅子での移動が必要な人の場合は、些細な段差でも前に進むことが難しいですし、スロープの場合も高齢者の場合は自力で移動するのは困難な人が多いので外出は介護者頼りになってしまいますが、電動の段差解消機ではボタン一つで操作が可能なので、一人でも外出することが可能になります。